20度を超える生暖かい気温に、土砂降りの雨、そして吹き荒れる風。会場のイオンモール、幕張新都心店までの交通機関であるJR京葉線が強風でストップするなど、春一番との予報だったとはいえまさに「嵐のバレンタインデー」。会場の人出が心配された。しかし午後になると一転、快晴となってまぶしく日が射し、嵐のち晴れ、の発表会日和と変わり、周囲には多くの人垣ができた。

_15X2575<右京監督、今中スーパーバイザー、

2015年 Jプロツアー個人年間総合チャンピオンの畑中キャプテンと、若手の実力派選手達>

 

今年は発表会会場が変わった事からもわかるように、イオンバイクが新たなTeamUKYOのスポンサーとなった。アスリートのサポート選手の紹介や、スーパーGTカーの新車初お披露目、大幅に入れ替わり若返ったプロサイクリングチームの紹介、サブチームReveの紹介などが続き、最後の10分でグッド・チャリズム宣言プロジェクトのプレゼンテーションタイムが始まった。
_15X2487

<ステージから会場を見ると、うなずきながらちゃんと聞いてくれている人が意外と多かった>

 

まず、「自転車の制限速度は?」というクイズで会場をつかみ、活動を2本柱に分けて説明。特に右京リーダーがこれまでもグッチャリとともに啓発活動をしてきたことが分かるように。

1つ目の柱、荒川の活動は死亡事故以後、右京リーダーと自主的に青空集会を開いたところから始まり、国交省のマナーイベントを4年間プロデュースしてきたこと(非常ーに残念ながら今年度はそれが途切れてしまった)。それから、チラシ配布のこと、ゴミ拾い、警察からの表彰、TV取材、彩湖での活動等々。

2つ目の柱は、被災地応援サイクリング大会、ツール・ド・三陸の話。むろん応援団長右京さんのバックアップにも触れた。
最後に右京リーダーにも出てきていただき、こういった活動がチームとしていかに大切かという話をした。

_15X1800<レーシングチームの右京監督なのだが、グッチャリのリーダーでもあるのだ>

 

グッチャリはこれまでこのTeamUKYOの発表会にはとくに公式には参加してませんでしたが、右京リーダーの意向により、初めてPRタイムをいただくことができました。あるベテラン自転車ジャーナリストは「グッチャリのシャクが一番長かった」などとからかい半分に感想を漏らしておりました。

_15X2552 <選手勢揃いの写真に異分子が??>

 

サイクリングチームのプレゼンの時に右京監督が、レースに勝つだけじゃダメで、自転車が文化としてしっかり根付くためにチームとしてやらなければならないことがある、と話していた。まさにグッチャリのような活動はその「レースで勝つこと以外」の部分の役割を担っていくものととして、レースチームの右京監督として、グッチャリの右京リーダーとしての強い期待を我々は感じている。具体的な新しい企画はまだこれからだが、(あくまで希望だが)今年は例えばプロ選手の皆さんも参加するような、活動がさらに拡散し前進して行く新たなステージに入ったと言える年にしたいと考えている。

_15X2607 <プロ選手の皆さんとグッチャリの仲間達との初ショット!>

 

これからも本活動に対する多くの皆さんの応援、参加をよろしくお願いします!

_15X2662<これはおまけのサービスカット♡ 彼女達はグッチャリのイベントには参加されませんので…>

 

(文/代表理事 韓祐志  写真提供/TeamUKYO  撮影/Hiroyuki Orihara 写真、文の無断転載を禁ずる。)

 関連記事:シクロワイアード http://www.cyclowired.jp/news/node/191436