一般社団法人グッド・チャリズム宣言プロジェクト(以下、グッチャリ)では、2019年6月2日、ヤビツ峠でマナーアップチラシの配布を行いました。
 
グッチャリでは、マナーアップチラシ配布活動の原点である荒川以外でも、物見山(埼玉県東松山市)、多摩川などでも、マナーアップチラシ配布活動を行ってきました。ヤビツ峠でのマナーアップチラシ配布は、2017年から開始、今年で3年目となります。今回参加してくださったのは19名。
 
今回は参加者の方から頂戴したご感想、ご意見をご紹介しましょう。
 

 
 

ヤビツ峠訪問歴5回以上 50代男性

 
実際にチラシを受け取って話を聞いてくれた人は交通ルールとマナーを守る人ばかり。
危険走行をしたり、ルールを守らない人はおそらく人の話も聞かないし、チラシも受け取ってくれないだろう。
でも周りの人が全員ルールを守り、危険走行をしなくなれば、そういう人たちも違反しづらくなり、ルールを守るようになってくれると信じたい。
 
 

ヤビツ峠訪問歴5回以上 40代男性

 
初参加で勝手の判らない部分も有りましたが、考え方や活動には共感出来ました。
 
 

ヤビツ峠訪問歴5回以上 40代男性

 
今回はヤビツ峠での自転車、ランナー、登山者、そして車も少なかったように思えた。
また10人以上の大きな集団もみなかったように思えた。という意味では、この日は良い環境かなと思った。
マナーで考えれば、2年前よりはハイスピードで降りていく方を目にするのが少なかったようにも思えた。
 
 

ヤビツ峠訪問歴5回以上 50代男性

 
登りですれ違う際、挨拶をしても返事なし、または無視が多いと感じました。
他の場所では、無言でも会釈やアイコンタクトなどで挨拶を返してくれるのですが…。ツーリングではなくヒルクライムのトレーニングをしている方かなと思いました。
同様に、トレーニング系の人は追い抜いて行く際も無言で、あまり車間も開けずに抜き去っていくので、地元の人だけでなく自転車乗り(特に初級者)にとっても怖い存在だなと思いました。
 
 

ヤビツ峠訪問歴5回以上 60代男性

 
ヤビツ峠での自転車のマナーが問題になっている中で、少しでもマナーアップ活動に協力できればと初参加しました。
挨拶しても返さないサイクリストが多いことにもビックリしましたが、今後も地道に活動を続けていきたいと実感しました。
 
 

ヤビツ峠訪問歴5回以上 50代男性

 
今回初めて参加させていただきました。
もう2年前になるでしょうか、ヤビツ峠でビラを配られていて、ヤビツ峠は減速して下らないと皆さんに迷惑になると知ったのは。
ゆっくり下る事を心掛けてから、色々と違う世界が見えて来ました。ボランティアのサイクリングガイドで喜んでもらえる喜び、今年初めて観戦ツアーに参加して応援する喜び。
苦しんで走るのがアクティブレストと思っていた私を変えてくれた出来事でした。
 
 

ヤビツ峠訪問歴3回 30代女性

 
3回目のヤビツでした。やはり車、人、自転車が多いと感じました。
ランナーに声をかけた時、一瞬とまどったような感じもありましたが、すぐに返事をしてくれました。自転車も抜かすとき、すれ違うときに声をかけてコミュニケーションがとれたらいいのにと思いました。
車、人、自転車が、道を共有するそれぞれの立場を認め、楽しんで利用できるようになるといいなと思います。
 
 
 

グッチャリ理事 瀬戸圭祐

 
今回、グッチャリの活動にご賛同いただいてご参加いただいた方が多く、とても嬉しく思います。
我々の活動も少しずつ認知されてきたようで、地道に続けていかねばならないですね。
 
ヤビツを登っていて感じたのは、ガチなヒルクライマーが増えたという気がします。
パスハンティングを楽しむのではなく、タイムやスピードに挑戦する人々で挨拶やマナーそっちのけで黙々と登って行く〝坂バカ“?が多く、峠につけばすぐに下ってまた登るといったフリークの割合が多くなったのではないでしょうか?
峠でゆっくりする人も従来より減った感がありますね。
 
また、ランナーやモーターサイクリストの数も増えて、より混とんとしてきた感もありました。
バスやクルマ他他の道路利用者とのトラブルが増えないことを願うばかりですね。
互いの思いやりが必要であり、その辺りを訴求することも強化していきたいですね。
 
がんばりましょう!
 
 
 

グッチャリ理事 黒木尊行

 
GWに降雨で6月に延期したヤビツ峠マナーアップでしたが、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
特に、この活動をネットの情報で知り、賛同いただいて初めて参加してくださった方が複数いらっしゃったのは嬉しい限りです。
 
今回のヤビツ峠はサイクリストの数が少なく、バイク、自動車が多かったのかなという印象でした。
やはりGWと比べと自転車の絶対数も少ないのかな?というのもありますが、峠到達の時間帯にもよるかもしれないという気もしています。
次回は参加者の負担にならない範囲で集合時間を少し早めて比較してみるのもよいかもしれません。
 
サイクリストどうしの挨拶が気になった方も多いようですが、富士ヒルクライム(6/9)が近かったこともあり、真剣に練習中の人が多かったのかもしれませんね。
チラシの内容はヤビツ専用で、住民やバス会社からの苦情が多い「下りの減速」と「他交通とのシェア」の2点に焦点を当てています。
渡された方は「とりあえず受け取る」タイプと、話を聞いて賛同してくれるようなタイプの2通りで、それはいつものことなのですが、そのときはとりあえず受け取っただけでも、下り始めたときに「そうだよね、気をつけなきゃ」と思っていただける、あるいはまたヤビツを訪れたときに思い起こしていただけるだけでも十分だと思います。
そして、それが少しでも多くの方に広がっていくよう、今後も活動を続けていきたいと思っています。
 
 
 

グッチャリ理事 坂田良平

 
ご参加いただいた皆さま、チラシを受け取ってくださった皆さま、ありがとうございました。
今回、私がとても印象に残ったのは、チラシを受け取ってくださったあるサイクリストさんから、「ありがとうございます」と言っていただいたことでした。
聞くと、その方は秦野市在住とのこと。ご自身はサイクリストとしてヤビツ峠を楽しみつつも、地元からサイクリストが白い目で見られていることに痛みを感じているそうです。
 
ヤビツ峠は、素晴らしい場所だと思います。
当日は新緑も鮮やかで、豊かな自然を楽しむことができました。
 
今後も、サイクリストがヤビツ峠を楽しむことができる環境を維持していくためには、まず地元の方々にサイクリストが歓迎されることが必要であると、あらためて感じています。