一日中曇り空だとかえってサイクリングしやすいとも言え、この日も多くのサイクリストが荒川右岸の緊急用河川敷道路を走っていました。
この日は河口にほど近い江東区・清砂大橋の北側でマナーアップキャンペーンを実施。
国土交通省荒川下流河川事務所の呼びかけで同職員が3名、地元自治体の江東区役所から2名、管轄区域の城東警察署から3名、グッチャリ会員3名、そして今回はグッチャリ会員中原さんの勤務先のご同僚3名が初めて参加。総勢14名ととても頼もしい陣容で臨むことになりました。
切れ目なくやってくるサイクリストに一時停止を呼びかけ、チラシを渡しながら安全な走行をお願いするのですが、今回は95%くらいの方が我々の呼びかけに応えて下さいました。この活動を知る方からは「いつもお疲れさまです。マナー守って走ってますよ」という声も聞けました。1時間の活動の間に配ったチラシの枚数は141枚。多くのサイクリストに周知できて良い感触が得られました。
一方、停止せずにそのまま走り去るのはTTバーを装備したバイクに乗る方が多い印象。自己練習しているためとは思うが、周囲の状況に意を介さない姿に格好良さは感じられません。荒川河川敷道路をスピード走行の練習場所にしている状況がなくなるように意識の改善を呼びかけ続けます。
話はそれますが、2024年11月1日からは改正道路交通法が施行され、自転車に乗るときにスマートフォン等を利用する「ながら運転」と「酒気帯び運転」が厳罰化されます。グッチャリ活動に賛同してくださる皆さんはこうした違反行為は絶対しないと思いますが、「バイクに取り付けたスマートフォン等の画面を注視する」ことも改正法の罰則に含まれます。スピード計測やナビ機能にスマートフォン(サイクルコンピュータも含まれるかも)を使われている方は、取り締まりに遭わないためにも画面を注視する行為にはくれぐれもお気を付けください。