毎年5月5日はこどもの日の祝日でもありますが、自転車活用推進法で定められた「自転車の日」でもあります。

今年も明治神宮外苑絵画館前で「サイクルドリームフェスタ2025」(主催:自転車月間推進協議会/事務局:日本自転車普及協会)が開催され、例年通りグッチャリもブース出展をさせていただきました。晴れの得意日でもあるのでしょうか、5月5日はいつも快晴なのです。

 

今年も荒川河川敷道路の説明をメインに掲げ、河川敷道路を管理する国土交通省荒川下流河川事務所の職員お二人に協力をいただき、写真のようににぎやかなブースをしつらえました。

 

アイキャッチの目玉はこれ。荒川下流河川事務所が作成した、構造物の高さも高低差に表した『3D東京地図』。0メートル地帯などの標高の低い地域を流れる荒川の堤防がいかに高いかを知ってもらう目的で作られました。

3D地図を見ると、渋谷が字のごとし谷間にあることが一目瞭然。JR線の赤羽~上野間の西側は標高の高い土地がずっと続くなど再認識することばかり。構造物で見えた面白いものでは、浦安のテーマパークにある「大きなかみなり山」や、レインボーブリッジの主塔といった高いものも3D地図には表現されていました。東京西部のヒルクライムを楽しまれる方には、奥多摩や檜原都民の森などの場所に興味をお持ちでした。

 

 

お立ち寄りいただいた方に今年尋ねたことは、毎年行っている荒川のマナーアップ活動のPRに加え、「荒川河川敷道路が自転車利用者に有益なものを整備するとしたら、どんな設備に期待する?」という質問。沿川沿道や休憩設備などに備えて欲しい15項目の回答、整備が進むことで問題になるようなことの意見を集めました。

今回66件のご回答をいただきました。ほとんどの方が、飲料自販機の設置やキレイなトイレの整備を望んでおられ、現状よりまだまだ足りないという声が聞かれました。また、河川敷利用者との共存や相互理解、自らが走行するときの安全意識が大事という意見も多く寄せられました。

下の写真のQRコードから今でもご回答いただけます。この機会にぜひご意見をお聞かせください。

読み取れない場合は右のリンクから →https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXyEG-3tg3qttj8a6Wv87ikh2juMynkE2r4o9I9SdDSvWxdg/viewform

 

 

 

「グッド・チャリズム宣言」をしてから18年。いろいろな活動をしてきましたが「今日初めて知りました」という方もちらほら。我々の活動に共感や賛同をいただく声を何度も聞けてうれしい機会でありました。

 

 

お話を聞きながらいつも思いますことは、私たちのブースに立ち寄られる方々は一様に自転車マナーへの心得があるということ。そういう方をもっと増やしたい、もっと自転車マナーに関心を持ってほしいと願いつつこれからも活動を続けて参ります。ご賛同、ご支援をよろしくお願いいたします。

(文:眞田)