秋の交通安全運動の一環として、警視庁千住警察署が9月22日行った交通安全パレードに、グッチャリのメンバー10人が参加した。

senju05△警視庁千住署の交通安全パレートで、白バイの先導に続いて行進するグッチャリのメンバーたち

 パレードはパトカーと白バイ2台を先頭に、旧日光街道の宿場町である北千住サンロード商店街を約600m練り歩いた。グッチャリのメンバーは、「自転車 女子始めました」などの作品で有名なマンガ家、北条晶さんをはじめ、女性サイクリストを中心とした10人。白バイに続き、自転車を押しながらゆっくり歩き、沿道の人々に手を振って交通安全を呼びかけた。

senju04△沿道の人々に手を振って交通安全を呼びかける

senju02△千住警察署の一日署長に任命された多田羅りかさん

senju07△パレードを盛り上げた足立区立千寿桜堤中学校吹奏楽部のブラスバンド隊

 その後方からは、一日警察署長に任命されたケーブルテレビ「J:COM(ジェイコム)チャンネル」の地元情報番組キャスター、多田羅りかさんらをはじめ、子供警察官、千住署の後藤治久署長らが続いた。警視庁のゆるキャラ「ピーポくん」とその妹、おじいさんの3体は愛嬌を振りまき、また千寿桜堤中 学校吹奏楽部のブラスバンドは、迫力ある演奏でパレードを盛り上げた。

北条さんイラスト△イラスト:北条晶

 

「東京芸術センター」(足立区千住)の広場にゴールした後は、安全教室が開催され、中でもJAF(日本自動車連盟)が行った、シートベルトコンビンサーに よる時速5Kmでの衝突体験はインパクトが大きく、参加者は、「たった時速5Kmでこんなにスゴイ衝撃でビックリした」と驚きを口にしていた。

senju06△「シートベルトコンビンサー」で時速5Kmの衝突体験に驚くメンバーたち

senju01△記念式典であいさつするグッド・チャリズム宣言プロジェクトの瀬戸圭祐理事

 パレードに先立ち、記念式典が千住ほんちょう公園(同)で開かれ、後藤署長は「交通事故死傷者などは減少傾向にあるが、まだまだ多くの方々が被害 に合っている。事故撲滅に全力を尽くすのでご協力をお願いしたい」と述べた。筆者もグッチャリを代表して挨拶の機会をいただき、「自転車は車両であり、車 道の左側走行を徹底してほしい。歩道は、道交法では原則として走行禁止です。ルールを理解してマナーアップに努めましょう」と呼びかけた。
グッチャリは、6月に荒川河川敷道路を走る自転車のマナーアップ運動を千住署などと合同で行ったり、7月に同署から「交通功労者表彰」を頂いたりしたことから、今回のパレードに招待されて交通安全啓発に協力した。今後もマナーアップやルール順守の啓発活動をさらに推進していきたい。
(グッド・チャリズム宣言プロジェクト 理事:瀬戸圭祐)

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