サイクルフェスタは「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」と同じ日に、自転車の体験・試乗、パブリックビューイングができる大型ビジョンとステージ、たくさんの自転車関連のPR・物販ブース、飲食テントからなる自転車のお祭りで、クリテリウムのコースそばで行われます。
心配されていた前日からの雨もあがり、風は強く吹いていたものの、さいくるフェスタの会場は多くの来場者で賑わっていました。
さいたま市は清水市長の肝いりで自転車施策を推進中。「自転車まちづくり推進課」という専従部署も作り、市のまちづくりに自転車を最大限に活かすようにと調査と分析を重ねた『さいたま自転車まちづくりプラン「さいたまはーと」』をこの3月に取りまとめました。その内容は「さい」…サイクル、「た」…たのしむ、「ま」…まもる、「は」…はしる、「と」…とめる という４つの施策の柱を立て、10年間の間にそれぞれの目標を定めて施策を実行していく、というものです。
グッチャリは、さいたま市内にも流れる荒川でのマナーアップ活動をしていることから、この「さいたまはーと」の策定に深く関わった「さいたま自転車総合利用計画検討懇話会」の委員として選ばれており、韓・代表理事は2014年8月から2016年3月まで計９回この検討懇話会に出席し、意見を述べて参りました。
その流れから私たちグッチャリは昨年、イベントステージで10分間の活動報告の機会をいただいておりましたが、今年は「さいたまはーと」をより効果的に紹介するためにトークショー形式にして、グッチャリの活動もその中で説明させていただくことになりました。
トークショーのメンバーは、我らがリーダー片山右京さん。（右京さんは2014年からさいたま市の「自転車まちづくりアドバイザー」に就任しております）さらに、サイクルフェスタの盛り上げ役を務める自転車大好き芸人の安田大サーカス・団長安田さん、秋が瀬で6回の開催を数えるシクロクロスの自転車イベント「バイクロア」を開催している実行委員の佐藤さんと、代表理事の韓、の4名。MCには人気女性自転車グループ・ちゃりん娘の松本奈々さんというメンバーで行われました。
ちょっと暴露しますと、トークの構成は右京さんが「さいたまはーと」を内容を説明し、韓がそれを補足しつつ、グッチャリの活動をスライド交えて説明し、バイクロアの紹介、さいたま市内のサイクリングコースを安田団長と奈々さんが説明、という順番でした。が、ハプニングでグッチャリの紹介をする前に自転車のマナーの話題で盛り上がってしまい（笑）、結果としてはグッチャリ活動の話を想定以上の時間、「大盛り」で紹介させていただき、とてもラッキーでした。
また、ツール・ド・三陸の紹介をした時に右京さんが「ボクはボランティアで参加している」、とボランティア参加を強調して安田団長にツール・ド・三陸の参加を迫り、「行きますよ〜、ボクもボランティアで〜〜（汗）」と公開の場で参加を約束する羽目になり（笑）、グッチャリとしてはうれしいハプニング続き、大収穫のトークショーとなりました。
右京リーダー、団長、佐藤さん、奈々さん、そして応援に来てくれたグッチャリの皆、ありがとうございました。そして、さいたま市の自転車まちづくり課の皆さんにも御礼を申し上げたいと思います。
来年もまたこのイベントに呼んでいただき、しっかりした活動成果を報告できるよう、グッチャリメンバー一同、より一層がんばっていきたいと思います。
（文責・韓祐志）
